1984-06-26 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第15号
そのメカニズムなどを研究いたしますとまた新たな生物の機能もわかりますし、それを応用いたしました薬品等々もつくれるといったことがございますので、この創造科学技術制度をただいま申しましたような新しい技術開発の制度としまして大いに盛り上げてまいりたいというわけでございます。
そのメカニズムなどを研究いたしますとまた新たな生物の機能もわかりますし、それを応用いたしました薬品等々もつくれるといったことがございますので、この創造科学技術制度をただいま申しましたような新しい技術開発の制度としまして大いに盛り上げてまいりたいというわけでございます。
そのために創造科学技術制度、流動システムというようなものをつくりましてその交流を深めることを進めているわけでございますけれども、今後とも、何が障害になっているのかというようなことを一つ一つ洗い直しまして、その問題点をつぶしていくというようなことで交流が従来より進むように措置してまいりたいと考えております。
当庁におきましても、基礎科学におきます大学の役割りの重要性ということにかんがみまして、これまでも政策の立案段階、企画段階から研究の実施段階に至りますまで広範囲にわたりまして大学の頭脳の活用ということは十分考えてきたつもりでございますけれども、創造科学技術制度におきましても、大学の頭脳を流動的に使わしていただく、あるいは調整費の活用の面におきましても、大学、産業界、国立機関協力して研究成果を上げていくというようなことで
○政府委員(原田稔君) 御案内のとおり創造科学技術制度に基づく流動研究システム、これは昨年の十月に発足したばかりでございます。五十六年度の予算が約六億でございますが、五十七年度が約二十億でございます。四つのテーマを選定いたしまして、研究者のリーダー、そのメンバーも大体確定いたしまして準備作業は大体終了いたしました。
私どもの創造科学技術制度におきましては新技術開発事業団が一応主体になっておりますから、発明とか特許が生じた場合には新技術開発事業団と発明者との間の共有ということになっております。したがいまして、成果の配分についても非常に公平に行われる、こういう体制ができていると私どもは考えております。
また基礎研究につきましては、数字といたしましては、国全体の研究開発費の中での基礎研究の占める割合は、諸外国に比べてそれほど低いわけではございませんけれども、やはり政府の負担分というのが全体に少ないわけでございますから、特に今後の基礎研究、非常に高度化してまいりました各分野での基礎研究というのは、政府が力を入れなきゃならないところでございます、したがいまして、ただいま御審議いただいております創造科学技術制度